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ここ二週間ほど、仕事の状況がよろしくなく、忙しいとか忙しくないとか ではない世界でおかしな事態が続いている。状況がよろしくないだけでは なく、横槍も多く、しかも最後まで責任を持つ人の横槍ではないため唯々 引っ掻き回されている、と言っても過言ではない。が、自力で行動す ることを諦め、かき回される事を好んで選択しているようにも見える人の 下にいるため、一緒にかき回される状況しか選択肢は無い。
そんな状況下、嫁が村上春樹の「1Q84」を図書館で借りてきたので、現実逃避 とばかりに読んでみた。
説明されないとわからないことは、説明されてもわからない、ということだ。 (村上春樹 「1Q84」より)
ああ、なんてここ最近の私のもやもやをクリアにしてくれるんだろう、という言葉。
人はそれぞれ生活してきた基盤があり、その中で生まれた価値観や考え方というのが たくさんあるわけで。若いうちは意見の相違が有った場合には積極的に自分の考え 方を説明してきた。多分、このwebのページもその大きな役割となっているはず。 (相手に届くか届かないかは別として)
しかし、ここ最近は説明しようとも思わないんだな。 というのも、まずたいていは相手に届かないからであり、また逆の立場を考えれば、 説明された所で自分ならそうしない、というのが殆どで。 さすがにこの年になって友人に真剣に止められる決断ってのは滅多に無い事で、 たいていはどうでもいい事だし。
自分の好きな事に多少のお金を払っている、という話をしてね。「そんなの無駄遣いだね」 と言われれば、そうだね、と言っていればカドは立たないわけで。心の中では、 人それぞれそれなりに無駄があるでしょ、と思うけども説明するのも面倒だし、 「説明されないとわからないことは、説明されてもわからない、ということだ。」と なるわね。説明すること自体が逆にこちらの価値観を押し付けている風にも取れるし。 しかし、これを極端にすると趣味の話ひとつできないわけで。もちろんすべてに対して そんな関係を望んでいるわけでもないんだけどね。
こうやって人との関係が希薄になっていくかねぇ。
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